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横フィルホームページ特別企画
今回の指揮者である岩村力氏に、ホームページ特別企画としてインタビューを
お願いしたところ、快く引き受けて下さいました!
Q.
A. 1楽章は6拍子系統のリズムの中で演奏の技術的にも大変な部分があります。技術的には、 そういった所を果敢にトライしている横浜フィルハーモニーの姿が、くっきりと見えてくると 良いのではないかと思います。 また、ドヴォルザークがこのシンフォニーをどう考えたか、音楽史的な事はともかくとして、 moll(短調)で始まって、曲のフィナーレの最後の最後にdur(長調)に変換する所があるのですが、 基本的にはmollが支配しており、寂しげな和音がこの曲を支配しています。 その中での厳しさ、リズムの厳しさ・和声の厳しさ、そういったものを8番・9番には持っていない ひとつの色として楽しんでも頂きたいし、この曲を知る上でひとつのキーポイントとして 聴いて頂きたいと思います。 それから、2楽章あたりは非常に平和なフレーズも出てきますし、そこは横浜フィルの管楽器や 個人の、ひとつひとつの技量の見せ所でもありますし、またひとつの聴き所だと思います。 3楽章の踊りのリズム、これもまた全く違うスケルツォ(scherzo)であり、イタリア語で言う スケルツァーレ(scherzare:遊ぶ)、プレイ(play)という意味そのものの踊りになると思うので、大事な 表現ですね。3楽章は短くてあっという間に終わってしまうけれど、最後までスケルツァーレ できるかどうかといった所も見せどころだと思います。
A. 場面場面の大きな違いや、緊迫感などは、ただaccelerando(次第にテンポを速めて)していくのではなく、ワーッとめがけて、 バン!と終わってそこで幕がピュンと勢いで上がっていくという、そこまで考えなくてはいけない。 スコアの最後のページの先に、緞帳(どんちょう)アップというページがあってですね、 それで、序曲というのは成り立つわけで、そういうイタリアオペラ独特の最初の 雰囲気を醸し出すようなものがどの序曲にもありますね。 そういうのが出ればと思いますし、技術的には、なかなか出ないのですが、 モーツァルトとは違った意味の軽さの部分が、色合いとしてロッシーニなどは非常に要求されます。 ヴェルディになると、もう少しシンフォニックな所が出てきますから、同じイタリアでも またちょっと違うと思うのですが。 ロッシーニに関しては、軽さとシャープ、ピュアな、弓使いにしてもそういった所がとても必要だと思います。
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