| 学生時代その音色に引かれてファゴットを初めて以来10数年、私はアマチュアオーケストラに所属して活動を続けてきた。横フィルに入団したのは7年前、横浜市に引っ越してきた時からである。
ファゴットを演奏する私にとっては、オーケストラの中で演奏する時が一番楽しいと思っている。他の管楽器にくらべて目立たないかもしれないが、私はファゴットという楽器のオーケストラの中での役割に満足している。できることなら、今後ともアマオケの中でファゴットを吹き続けていきたいと思っている。
アマオケの活動を続けていくためには、仕事や家庭とのバランスが問題となる。
現在私は毎週土曜日夕方の横フィルの練習時間以外に楽器のケースを開けることはほとんどない。片道2時間弱の通勤時間のため朝早く家を出て9時以降に帰宅する今の生活パターンでは、平日に楽器を吹くことはまず考えられない。また、休日に家で練習しようとすると子供に邪魔されてしまう。私が楽器を吹くと、キーをさわる、楽器をゆする、耳をおさえて走り回るなど、とても吹いていられる状態ではない。
このような状況の中で、毎週の横フィルの練習時間(特に降り番の時)は、私にとって大変貴重な時間である。しかしながら、毎週の練習に出席するのも容易なことではなくなってきている。家族それぞれにスケジュールがあるわけで、たとえば娘の幼稚園の運動会と練習とどちらを取るかといえば、やはり運動会に行ってしまうのである。
以上私の場合の例を述べたが、団員にはそれぞれの生活があり、その生活のなかでの横フィルの位置づけ、横フィルに対する取組姿勢も様々であると思う。状況は各々異なるものの、アマオケ活動を続けていくためには、各団員のご家族のご理解ご協力が不可欠である。
本日この演奏会を開催できたのも、団員の家族や友人の方々のご協力のおかげであると感謝しながら、練習の成果が発揮できるような演奏をしたいと思う。
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