私がオーボエという楽器に出逢ったのは高校生の時。ブラスバンド部でその美しい音に魅せられたのがはじめです。横フィルには大学入学と同時に入団しました。高校時代にはブラスバンドでマーチやポップスの
曲を吹くたびに、金管楽器のどでかい音にかき消され気味だったオーボエパート。諦めと少女の疲れとともにオーケストラの響きに少女(当時)はあこがれを抱いていたのでした。
当時横フィルには大学生はほとんど皆無(私を含めて3人くらいかな)。その中でも最年少だった私はみなさんに「えーー!昭和五十*年生まれーー?若〜い!」などとしばらく騒がれつづけた記憶があります。中には私が生まれた年から横フィルに在籍している人もいて、あらためてこのオーケストラの長い歴史に思いを馳せる少女(しつこい?)でありました。
横フィルには様々な年代、職業の人たちがいます。オーボエパートだけでも、おかーさん、おじさん、コムスメ(小娘)などなどあだ名だけでファミリーが形成されてしまうほどです。皆それぞれ仕事や生活の合間を縫って、毎週土曜日には練習所へぞろぞろと集まってきます。共通点はやはり音楽が好き!ということでしょうか。やはり休日の時間を割いて練習に集まるのは自分が楽しいから、皆と演奏するのが楽しいからという一言に尽きると思います。
さて、そんなオーボエ少女も今では社会人2年生となりました。大学生の頃のように時間が有り余っていない分、休日のありがたみ、その中で横フィルでオーボエを吹いている時間の大切さが身に沁みています。
オーボエという楽器はとても難しく、いやになる時もあるけれど、やっぱりずっと吹き続けていたいなと思う今日この頃です。
P.S.――
そろそろ「コムスメ」も卒業かな……。
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